花と叔父さん    第19作 寅次郎と殿様       基本データ


  【1】朝顔

愛媛は大洲で「殿様」(嵐ェ寿朗)と懇意になった寅が、殿様の死んだ長男の嫁を探す顛末です。嵐寛にはぴったりの役回りでしたね。そして、すごい確率でとらやに、その長男の息子の嫁、鞠子(真野響子)が尋ねてきます。

このシーリーズには、この完全予定調和な出来事が多くありますが、この何百万に一つの確率で出会えるのも、非日常に徹していて清々しい感じがします。何十年経っても飽きない、不思議な作品なのは「予定調和な非日常」なのかも知れません。

寅は、柴又に帰ってマドンナとの短い安定期(笑)に、時々、バイに出かけます。場所は色々ですが、売り物はいつものショボい品物。今回は、ぬいぐるみでした。「日銭を稼ぐ」と言いますが、実利益はどうなんでしょうか?マドンナにお土産を買って電車賃を払えば、おそらく財布には500円札しか残らないでしょう。柴又にいても財布の中はやっぱり旅先ですね(笑)

そんな、寅のバイの姿を高羽アングルは「朝顔」を通して映し出します。何故か花屋の前でバイをしていますね(笑)色的にはこのシーン以外華やかなところはありませんでした。
ここに来てホントに花が少なくなりました・・・・・

【花言葉】 愛情 平静 愛情の絆 結束 ◎短い愛 明日もさわやかに はかない恋



このバイをする場所についての貴重な記事が吉川孝昭氏のコラムにあります その1 その2



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