車と寅次郎      第32作 口笛を吹く寅次郎        基本データ


   【1】趣味の車の考察


寺の長男、一道(中井貴一)が趣味の写真撮影のために使う車です。道具が詰めて、車中泊が出来て、趣味持ちにはこの手の車が一番ですね。私もこの年は「スバル・サンバーハイルーフ」の四駆で、趣味のルアーフィッシングに夜討ち朝駆けしていました。水、コンロ、寝袋は常備です。災害時には一目散ににげられます。
 一道の愛車は「サニーバネットバン」初代の丸二つ目。ガソリン1200ccですけど、空間は軽四より余裕があって175cm位の人なら余裕で二人寝れます。当時トヨタライトエースと人気を2分した車です。まだまだ4速コラムチェンジの6人乗り(前3人、二列目3人)の時代でした。
 リアやサイドに空々しくステッカー類が貼ってありますが、この車は現地調達で会社名(店名)を隠してるのじゃないでしょうか?サイドピラーに縦型ステッカーなんて普通は貼りませんぜ(笑)







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   【2】ひろみのノーヘル疑惑


大山(伯耆大山)に撮影旅行へ行く一道(中井貴一)を見送るひろみ(杉田かおる)。お寺の裏の三叉路で手を降って別れますが、ひろみの乗っているバイクは「ヤマハ・タウンメイト」。よく見るとシャフトドライブです。4サイクルです。でも、本当に運転しているとはとても思えません。27:15〜27:25の間の流れをよーく見てみると疑惑が一杯(笑)

まず、坂を下りてきて三叉路で停まり一道に手を振るシーン。排気音は4サイクルですが停まる時の、独特のエンジンブレーキが効く感じが全くありません。
そして、再び走り出すときに、右足で何かチェンジを入れているように見えます。右足はリアブレーキじゃなかったっけ?走り出すときにリアブレーキ踏むの?アンタ(笑)
実際の現地は全て下り坂ですから、放っておいてもギリギリ動く坂なんですが・・・さらに、お店(白神商店)に着いたシーンでエンジン音が2サイクルに(笑)変わっています。一応、エンジンを切る動作をしているみたいですが。どうでしょうか?(写真 中)

結論は「ひろみはバイクを運転していない」(笑)、またがっていただけ。エンジン音はアフレコ(爆)

だからノーヘルで良かったのです。坂をザーっと下って、停まってまた坂を下るだけw1978年にはすべての道路でヘルメット着用義務で原付も着用努力義務になっていたので、エンジンを掛けたままの撮影は避けたんだなって思うわけです。(杉田かおるさんは免許証を持ってないのかな?たぶん・笑)








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   【3】初荷

さて物語はエピローグでなんと、お正月の諏訪家に「パソコン」が届きます。梱包のダンボールには、初荷の張り紙まであります。運んできたライトバンを見送るさくらが、近所の女子中学生?と新年の挨拶を交わしていますから、新年早々の日、事務機器会社初出の1984年1月4日の設定なんでしょうね(笑)
タコ社長が満男のお年玉替わりにわざわざ運ばせたのでしょうか?会社にいくら遺産を投資してくれたからって、やりすぎじゃないでしょうか。空気を読めないタコ社長でも、正月からダンボールを片付けるさくらの身にもなってあげましょう(笑)プレゼントならクリスマスの方が似合います。
あっ、車種は「ニッサンサニーADバン」初代のスタンダードグレードの丸目です。そんなに出回らないうちに角目にマイナーチェンジした記憶があります。(写真は角目)








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