花と叔父さん    第41作 男はつらいよ寅次郎心の旅路           

基本データ

  【1】 さくら咲く

竹下恵子さんがマドンナ(久美子)の第3作目の作品です。これは浅丘ルリ子さんの4作に次ぐ2番目ですね。浅丘さんほど派手なキャラは立っていませんけど、いつもつつましい役柄で対極にあると言っても良いでしょう。

今回は初の海外ロケ(オーストリア)です。話の展開は寅がひょんな事から旅行の相方として海を渡るという・・・ある意味「男はつらいよ」らしい予定調和で、とんとん拍子に話は進みます。自分でお金を出していないのだから、第4作のようなアチャー展開にはなりません(笑)。パスポート取得の下りに少しだけ4作の匂いが出てきますね。

寅は旅行先のウィーンで迷子になり、ツアーコンダクターとして働いている久美子(竹下景子)と出会い助けてもらいます。で、久美子の邦人の知り合い、通称マダム(淡路恵子)の家で日本食をご馳走になったり、自分の宿泊しているホテルを教えてもらったり。

花的に目立つ物はありません。第35作あたりから花の役割は、多少の色づけ程度であり、この作品(第41作)に至っては海外ロケということもありなおさらですね。
ウィーンの町の鉢植えや、ホテルの窓辺のハンギングバスケットは、他作品でも出てくる「ゼラニューム(かな?)」。手入れが簡単ですから(笑)

本当に咲いたのはさくら。寅からの伝言を受けた、通りすがりの人(詳細不明σ(^◇^;))が渡した手紙(と言ってもトイレットペーパーに書いた落書き)を見たときのさくら。
良い笑顔になります。本当に輝くような笑顔。カメラに向けて嬉しそうに差し出す、汚い字の寅の文句。こんなに美醜対照な場面は他にありません。最高のアングルです(笑)まさに愚兄賢妹。






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